自衛隊を辞めて再就職を考えている人必見!面接NGワードと対処法

実は面接官が不採用と判断を下すのは「志望動機」や「自己PR」の内容を確認した時が多いです。一般的に選考は第一印象が8割と言われていますが、実際はこの志望動機、自己PRの二つを確認して判断しています。

もちろん、過去の経歴やその他の諸条件をもとに総合的に判断していきますが、不採用の決め手が「志望動機」、「自己PR」の内容が不十分だったから、という面接官は多いです。

この2つの内容で不採用にならないようにしっかりと準備することと、志望動機・自己PRで使用してはいけないNGワードを押さえておきましょう。

代表的なNGキーワード5つを紹介します。

NGワードその1

やりがいのある仕事がしたいです!

今まで“やりがいのある仕事”を続けてきた自衛官だからこそ、言ってしまいがちなワードです。

面接官に対して「やりがいの無い仕事はしたくないのかな・・・」という印象を与えてしまう可能性があります。

面接官としては“やりがい”などの漠然としたワードに対しては、「あなたにとっての“やりがい”とは何ですか?」という質問を行い、あなたの考える“やりがい”の意味を確認します。

なぜなら、人によって仕事の“やりがい”は大きく変わりますし、会社の事を考えず、ただ自分が楽しくやれる仕事が“やりがい”であると勘違いしている人もいるからです。

また、応募する会社によっても、その捉え方は様々です。

面接の際に話すあなた自身の“やりがい”が応募先の会社が求めているものと離れていると、自社に合わない人物と判断されてしまう場合があります。

【対策】【やりがいの話をする場合】

自分の“やりがい”について説明出来るように準備を!

面接の時に話す自分の“やりがい”が会社が求めているものと合っているかを確認!

NGワードその2

入社後には何でもします!

入社への熱意を伝える為に、言ってしまう場合があると思いますが、こちらもNGワードです。

入社の後には、どんな仕事でも頑張りますという熱意が伝わるように感じますが、面接官は、「仕事に対して具体的なイメージを持っていないのではないか・会社概要や仕事内容はあまり理解していないようなので、とりあえず内定が欲しいという考えだろう」、という評価をする場合があります。

熱意を伝える場合は“入社後には何でもします!”と言うより、事前に下調べをしたうえで、より具体的に「このような仕事を通じて、早期に習得し、御社に貢献していきたい」と伝える方が良いでしょう。

面接官は「どのように仕事をしてくれるのか、会社に貢献できる人材なのか」を面接で確認したいと考えていますので、具体的な答えが良いでしょう。

具体的に伝える場合の注意点

・ずっと一つの仕事をするわけではありませんが、大丈夫でしょうか?

・やりたい仕事でない部署に異動した場合はどうなりますか?

このような質問が出た場合の答えを準備しておきましょう。

会社は、「定年まで元気よく働いてくれる人を採用したい」と考えています。数年だけ働いて辞めてしまう人より、定年まで長く働いてくれる人の方が歓迎されるので当然です。

面接官に対して、「入社してから定年まで元気よく働いてくれそうだな」というイメージを持たせることが出来れば、内定も近づくでしょう。

【対策】【熱意を伝える場合】

何でもしますと伝えるのではなく、具体的にこのような仕事がしたいと伝える!

仕事内容や環境の変化があっても定年まで元気よく働きたいという事を伝える!

NGワードその3

(先輩・知り合い)から良い会社と紹介されたので~

就職援護担当の方や、先輩・知り合いなどの紹介による再就職が多い自衛官だからこそ、気を付けるべきNGワードです。

面接で志望動機を話すときに、自ら進んでこのワードを話す事は避けるべきでしょう。

面接官は、あなた自身の考え方や方向性を聞きたいと考えています。

志望動機が「先輩から良い会社と紹介されたので」、「知り合いから聞いて仕事の内容に興味があって」と伝えると、面接官に対して「会社や仕事について自ら調べている様子も無いし、深く考えていないのではないか」「紹介があったからとりあえず受けに来たのだろうか」というマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

面接が進む中で、面接官から「先輩からの紹介と聞いていますが~」などの話題が出た際には、紹介を受けた事については話しても問題ありません。

ただしそのときは、紹介はあくまで会社を知ったきっかけであり、そこからはあなた自身が興味を持ち、独自に調べたうえで応募に至ったのだという事が伝わる話し方をしなければなりません。

【対策】【知人からの紹介で知った会社の面接に向かう場合】

紹介の話は自分から話さなくて良い! 他の会社の面接と同じように振る舞う!

知人からの紹介の話題が出たら、あくまで会社を知ったきっかけであり、会社や仕事を調べ、自身で判断し応募しているとの意思を示す!

NGワードその4

自衛官時代のネガティブな発言!

長く働いていれば、今までの仕事の中で愚痴や不満は誰もがもっています。

現職(前職)の自衛官時代のことを聞かれたときにネガティブな話をする人は、「この会社で前向きに仕事をしていける人なのだろうか?」と思われてしまいます。

不満などがあったとしても、話さないように、皆さん心がけているはずですが、優秀な面接官は経験豊富で質問が上手です。

上手く本音を引き出すような面接の雰囲気づくり、質問で、今までの仕事の愚痴やネガティブなワードを引きだします。

面接官と話していると、愚痴とは言わずとも、ネガティブな発言を少しこぼしてしまうという事は考えられます。これは会話の中で気づかぬうちに・言葉巧みに誘導されて話してしまったという状態です。

ただし、ここで即不採用になるわけではありません。

前職の辛い経験などのネガティブなキーワードが出てしまいそうな質問に対しては、本音でなく前向きな表現で伝える様に心がけることにより、印象を変える事が可能です。

本音と前向きな表現の使い分け(例)

【本音】「時間に追われ大変でした」(ネガティブな発言)

【前向き】「時間に追われ大変でしたがこの経験で時間管理の重要さを感じ業務の改善などを~」(組織の問題を変えてくれそうな発言)

【本音】「今の若者は考え方が違うので指導が大変でした」(ネガティブな発言)

【前向き】「今の若者は考え方に違いを感じる事がありましたが、この仕事がどうして必要なのかという目的の説明をするなど工夫して~」(困難を乗り越えてくれそう・教育者としての適性を感じる発言)

面接官は辛い仕事がある経験があった時に、どのように乗り越えてきたのか、どのように工夫して改善したのかという、前向きな姿勢で取り組んできたかどうかを確認しています。

これまでの厳しい訓練や業務経験を忍耐力や規律遵守する自衛官の長所をPRするときなど注意しておきましょう

【対策】【ネガティブな発言をしないようにするために】

辛い仕事などネガティブな発言は避けて前向きな表現で!

大変だったが自分の成長つながったという点を伝える良い!

NGワードその5

辞めてしまいそうな発言!

会社としては、社員の採用活動に時間もお金もかかる事から、数年で辞めてしまう人より、出来る限り長く働いてくれる人を採用したいと考えています。

早期の退職を連想させるような発言は避けるべきでしょう。

早期の退職を連想させるワード

・ゆくゆくは地方に引っ越しを考えている

(遠くに引っ越して辞めてしまうのではないか?)

・昔から憧れていた仕事や気になっていた会社が別にある

(数年したら転職してしまうのではないか?)

上記の内容も会社によってはマイナス評価とはならないかもしれませんが、「将来的に辞めてしまうかもしれない」と思われるような発言は控えておきましょう。

【対策】【辞めてしまいそうな発言!】

基本的にはしない!

まとめ

今回紹介したNGワードに気をつけていても、面接のときに話してしまい不採用になってしまう事はあります。

多くの候補者の中から、過去の経験や人間性、諸条件から採用する人間を決めていきます。そのため、それらの条件が企業の求めている条件とマッチしていなければ不採用になってしまいます。

どんなに専門性が高く、経験豊富な人であっても条件が合わなければ不採用となります。

不採用の連絡が来た場合も落ち込まず、不採用になってしまった会社の求める人物像と、あなたの志望理由や自己PRのポイントがマッチしていたかどうかを再確認し、「自身に合う会社とは何か」を良く考える事が内定への近道となるでしょう。

参考ページ:自衛官の方におすすめ!|再就職の時に使える企業研究の方法

参考ページ:自衛官定年後の再就職の時に使える!|自衛官の自己PR方法