資本金?創業って?|民間企業のホームページの見方
自衛官の皆さんが再就職活動をするにあたり、就職援護などで気になる仕事を見つけた後に、多くの方が企業ホームページのチェックをするのではないでしょうか。
企業のホームページには、求人票には載っていない詳しい情報が記載されておりますので、企業研究にも役立つと言えます。
参考ページ:自衛官の方におすすめ!|再就職の時に使える企業研究の方法
それではこれから、ホームページに載っている事が多い情報について、分かりやすく内容を説明していきます。
1.企業の自社ホームページによくある項目
1.1 企業理念とは
企業の方針や考え方です。
創業当時から大切にされてきた内容を使っている企業や、創業者の言葉を企業理念にしている所など、会社によって様々です。
企業理念が企業の存在意義になりますので、企業の経営も企業理念に基づいたものになります。
1.2社是・社訓とは
社是と社訓は同じようなニュアンスの言葉ですが、意味合いが異なります。
【社是】企業が正しいと考えている、考え方の基本となる理念
【社訓】社員が守るべき教訓・教えを示している、ルールのようなもの
簡単に言うと、社是は企業としての行動について、社訓は社員としての行動について示していると言えます。
1.3 事業内容とは
企業の営業活動の内容です。
大きい企業であればあるほど、多くの事業を展開している所が多く、事業ごとに部署として切り分けられている事がよくあります。
1.4 設立年月日とは
会社の設立年月日です。似た表記で【創立】【創業】というものもあります。
【設立】会社として登記を行い、会社組織を立ち上げた日
【創立】一から組織を立ち上げ、事業を開始した日
【創業】事業を開始した日
会社を設立する前から事業を行っていた場合は、設立年月日よりも古い創立年月日が記載されている事もあります。
1.5 沿革とは
企業のこれまでの歴史を表しています。企業によっては、株式会社を設立する前の出来事(創業者が事業を始めた時)などについて記載されている場合があります。
1.6 商品・サービスとは
民間企業の生命線である、【売るもの】の内容です。これは非常に重要です。
形のあるものを売る場合と、形の無いものを売る場合の2種類になります。
【形あるもの】食べ物・飲み物・家電など
【形のない物】保険・家事代行・通信インターネットサービスなど
企業がこれまで利益を上げて今日まで営業しているという事は、商品・サービスが売れているという事です。
独自の商品・サービスを売る企業は、ライバルが少ないと言えますが、ありふれた商品・サービスを売る場合は、ライバルが多いため、
どの様な時に売るのか・どこで売るか・どうやって売るか
という点でライバルとの差別化を図っていることが多いと言えます。
また、ホームページに(法人の方向け)というページがあった場合、見ることが出来るのであれば見ておきましょう。
相手先の企業に向けて、商品やサービスの強みがホームページ上で説明してある場合がありますので、どの様に新規顧客を獲得しているか、他社には無い商品・サービスの強みなどは何か、詳しく分かる場合があります。

1.7 代表者とは
株式会社の場合、代表取締役社長の事を指しています。
1.8 資本金とは
企業が出資を受けた金額であり、企業が株式を発行して集めた【商売をする上での元手の】お金を表します。
大型の機械や設備が必要な製造業などは金額が多くなるのが一般的ですが、その逆で、機械や設備が要らないような、IT系の業界だと金額は少なくなる傾向があります。
資本金については、出資を受けた金額を表しているだけなので、企業の利益などとはあまり関係ありません。また、資本金の額が高ければ優良企業と言うわけではありません。
1.9 売上高・利益とは
企業の売上を表したものになります。
売上高が高ければ高いほど良い企業という訳ではなく、業種によっても左右されます。
卸売りや小売りのように、商品を買ってから誰かに売るような企業だと、多種多様な商品を買ってきて売る事が出来る為、売り上げは多くなりますが、買値と売値の差が利益となることから利益は少なくなると言われています。
メーカーなどの場合は、自社商品を作って売るので売り上げはそこまで大きくありませんが、自社で原材料から製品を作っている為、原価から売値の差が利益となり、利益が高めになると言われています。
1.10 従業員数とは
パート・アルバイトを含んだ数を公表する企業や、正社員のみの数を公表する企業、グループ会社の社員も含めて公表する企業と、各企業によって発表の方法は様々です。
2.まとめ
企業のホームページには多くの情報が記載されています。
皆さんが再就職を真剣に考えるようになってきた時に企業のホームページを見る機会が自然と多くなってくると思います。
その際には、上記に記載しました「用語」の意味を理解しておくことで、企業ホームページを見た時の理解度は、より深まることは間違いないと言えるでしょう。